ほうきぐさ《はうきぐさ》 【ホウキグサ】 【箒草】 ◇[英]broom cypress、[学]Kochia scoparia ○[植]アカザ目(Centrospermae)アカザ科(Chenopodiaceae)ホ ウキギ属(Kochia)の一年草。西アジア〜中央アジア原産。 高さ約1メートル。茎は赤色を帯び、細かく多数に枝分かれ し、狭披針形の葉を密に互生する。 夏に葉腋に穂状に黄緑色の小花を開き、秋に草全体が紅葉す る。 各地に自生し、また栽培する。 緑色の小球形の実は「とんぶり(トンブリ)」と呼び、食用・薬 用(強壮・利尿)にする。 茎や枝を干して草箒(クサボウキ)を作る。 「ホウキギ(箒木)」,「ハハキギ(箒木)」,「コキア(Kochia)」とも 呼ぶ。 ◎日本には古くに中国を経て伝わる。 |