鍋田辞書P  クイズ
単語
単語訳語 大文字小文字同一 訳語一行 一覧の訳語カット
 [                                                                       
単語/訳語
ぐあにじん
【グアニジン】
◇[英]guanidine
○[生化]窒素を含む塩基性化合物。
 化学式はHN=C(NH2)2。融点約50℃。
 無色の吸湿性(潮解性)の結晶。水・エタノールに易溶で、非
常に強い塩基を示す。
 サトウダイコン・カブ・トウモロコシ・キノコ・ミミズなど
に少量存在する。尿にも微量含まれ、尿毒症ではその量が増加
する。
 神経末端を興奮させる作用がある。
 誘導体にアルギニン(arginine)・クレアチン(creatine)・ス
トレプトマイシン(streptomycin)などがある。
 ジシアンジアミド(dicyandiamide)と硝酸アンモニウム(硝安)
(ammonium nitrate)を加熱すると硝酸塩が得られる。
 火薬・医薬・染料・界面活性剤添加剤などに利用される。
 「イミノ尿素(iminourea)」,「カルバミジン(carbamidine)」と
も呼ぶ。
◎江戸時代、硝石(硝酸塩)の入手が困難なため、人尿から製し
て黒色火薬の原料としていた。
 参照⇒しょうさんかりうむ(硝酸カリウム)
選択表示

データ見出し数 83347


鍋田辞書Pの使い方

私立PDD図書館/百科辞書 オリジナルサイト

鍋田辞書P(NabetaJisho P) Ver 1.3 (C) 2010-2014
大場正輝(Masaki Oba) All Rights Reserved.
鍋田辞書
オンライン鍋田辞書
鍋田辞書P 私立PDD図書館/百科辞書