単語 |
訳語 |
ぼうこくれい《ばうこくれい》 |
【防穀令】 ○[歴]明治前期、朝鮮政府により発布された大豆・米の対日穀 物輸出禁止令。 凶作を機に予防措置として1889(明治22)咸鏡道(Hamgyong-do)、 1890(明治23)黄海道(Hwanghae-do)に発布。 1890(明治23)解除。 参照⇒ぼうこくれいじけん(防穀令事件) |
ぼうこくれいじけん《ばうこくれいじけん》 |
【防穀令事件】 ○[歴]明治前期、朝鮮政府の対日防穀令をめぐる紛争。 日本政府は、日本人貿易商が打撃を受けたとして撤回(テッカイ) と賠償を要求。 1893(明治26)朝鮮政府は賠償に応じた。 参照⇒ぼうこくれい(防穀令) ◎東学党の乱の遠因となった。 参照⇒とうがくとうのらん(東学党の乱) |
ぼうこひょうか |
【暴虎馮河】 ○[故]⇒ぼうこひょうが(暴虎馮河) |
ぼうこひょうが |
【暴虎馮河】 ◇[中]bao hu ping he、[英]foolhardy courage ○[故]血気(ケッキ)にはやり、危険な行動をすること。向こう見 ずなこと・命知らずなこと。匹夫(ヒップ)の勇(ユウ)。 「ぼうこひょうか(暴虎馮河)」,「馮河(ひょうが,ひょうか)」と も呼ぶ。 ◎暴虎馮河の勇 ◎『論語』述而(ジュツジ):子曰、暴虎馮河、死而無悔者、吾不 與也。 子(シ)曰(イハ)く、暴虎馮河、死して悔(ク)ゆる無き者は、吾(ワ レ)与(クミ)せざるなり。 孔子が言れた、トラ(虎)に素手で向かい、黄河を徒歩で渡ろ うとするような、(無鉄砲な勇気を出し)死んでも後悔しないよ うな者とは、行動を共にしない。 |
ぼうごだん《ばうごだん》 |
【防護団】 ○[歴]第二次世界大戦前、軍部の指導により組織された防空・ 防災の団体。 1939(昭和14)消防組と統合して警防団に改組。 参照⇒けいぼうだん(警防団) |
ぼうごふく《ばうごふく》 |
【防護服】 ◇[英]protective clothing/protective suit ○(1)個人が着用する防弾用の衣服。 ⇒ぼうだんふく(防弾服) ○(2)[生][化]病原菌や化学薬品の汚染、生物化学兵器などか ら個人の身体を防護する衣服。 参照⇒ばいおはざーど(バイオハザード) ○(3)[原]放射能汚染から個人の身体を防護する衣服。 危険箇所で作業中に放射線物質が直接身体に付着しないため だけの通気性のある軽量のものと、鉛などが入った放射線から の被爆を防御する重量のあるものがある。放射線量をほぼ半減 させるタングステン製の防護服では重量が40〜60キログラムも あり、作業の大きな負担となる。 |
ぼうさいじゅうてんはんい《ばうさいぢゆうてんはんゐ》 |
【防災重点範囲】 ◇[英]emergency planning zone ○[原]⇒いーぴーぜっと(EPZ) |
ぼうさいずきん《ばうさいづきん》 |
【防災頭巾】 ○地震や火災などの際に、落下物や火の粉から頭部を保護する、 綿入りの頭巾。 防空頭巾をまねたもので、手作りのほか、市販品もある。 参照⇒ぼうくうずきん(防空頭巾),へるめっと(ヘルメット) (1) |
ぼうさいのひ《ばうさいのひ》 |
【防災の日】 ○[暦]9月1日。 ◎1923. 9. 1(大正12)の関東大震災に因(チナ)む。 |
ぼうし |
【棒子】 ◇[中]bangzi ○⇒こうらいぼうし(高麗棒子) |
ぼうしばな |
【ボウシバナ】 【帽子花】 ○[植]ツユクサ(露草)の別称。 ⇒つゆくさ(ツユクサ,露草) |
ぼうしゅ《ばうしゆ》 |
【卯酒】 ○卯(ウ)の刻(午前6時ころ)に酒を飲むこと、またその酒。 「朝酒(アサザケ)」,「卯飲(ボウイン)」ともいう。 ------- 【芒種】 ○[暦]二十四節気の一つ。陰暦五月(5月)上旬。陽暦6月6日 ころ。 参照⇒にじゅうしせっき(二十四節気) ◎夏の季語。 ◎「芒(ノギ)のある穀物を播(マ)く時期」の意味。 |
ぼうしゅう《ばうしう》 |
【防州】 ◇[日]Boshu ○[歴]中国風の旧国名。 ⇒すおう(周防)(1) ------- 【房州】 ◇[日]Boshu ○[歴]中国風の旧国名。 ⇒あわ(安房) |
ぼうしゅうひじき《ばうしうひじき》 |
【房州ヒジキ】 【房州鹿尾菜】 ○[食]千葉県勝浦産の良質なヒジキ。 参照⇒ひじき(ヒジキ,鹿尾菜) |
ぼうしょ《ばうしよ》 |
【亡所】 ○[古]地震などで無人となった村や集落。 「ゴーストタウン(ghost town)」とも呼ぶ。 |
ぼうしようちょう |
【暴支膺懲】 ◇[中]bao-Zhi yingcheng ○[歴]日中戦争(支那事変,日支事変)当時の日本のスローガン。 「暴れる支那(中国)を打ち懲(コ)らしめる」の意味。 「膺懲暴支」とも呼ぶ。 参照⇒きちくべいえい(鬼畜米英) |
ぼうじゅ《ばうじゆ》 |
【傍受】 ◇[英]monitoring/interception ○[通]直接の交信相手でない者が、無線通信を故意または偶然 に受信すること。 参照⇒つうしんぼうじゅほう(通信傍受法),とうちょう(盗聴), いーぴーさん(EP3),えしゅろん(エシュロン)(3),えりんと (エリント,ELINT,elint),じーしーえっちきゅー(G CHQ) |
ぼうじゅつ《ばうじゆつ》 |
【棒術】 ◇[日]bojutsu ○武芸の一種。 カシ(樫)の棒を用いて敵を制するもの。 参照⇒じょうじゅつ(杖術) 〈棒の長さ〉 間棒(ケンボウ):6尺(約180センチメートル)。 半棒:3尺(約90センチメートル)。 参照⇒けいぼう(警棒) |
ぼうじゅん《ばうじゆん》 |
【防楯】 ○[軍]敵弾から砲手を防ぐため、火砲前面に設置されている鉄 板の楯(タテ)。 |
ぼうじゅんど《ばうじゆんど》 |
【膨潤土】 ◇[英]bentonite ○[鉱]⇒べんとないと(ベントナイト) |
507件中61~80番目の20件表示