鍋田辞書P  クイズ
単語
単語訳語 大文字小文字同一 訳語一行 一覧の訳語カット
 [                                                                       
単語 訳語
かいぐんこうた 【海軍小唄】
○[楽]作詞・作曲者不詳の軍歌。
 「ズンドコ節」とも呼ぶ。
◎「ズンドコ」は歌の合いの手(掛け声)。
◎1960(昭和35)西沢爽補作詞『アキラのズンドコ節』、小林旭
の歌でリリース。
 1969.11. 1(昭和44)なかにし礼(レイ)補作詞『ドリフのズンド
コ節』、ザ・ドリフターズの歌でリリース。
 2002. 2. 6(平成14)松井由利夫(ユリオ)補作詞『きよしのズン
ドコ節』、氷川きよしの歌でリリース。
かいぐんそうさい 【海軍総裁】
○[歴]江戸幕末、幕府海軍を統括する最高責任者の職名。
 将軍直属で、イギリス海軍伝習事務などをも総理した。
◎1862(文久 2.12.)阿波徳島藩主蜂須賀斉裕(ハチスカ・ナリヒロ)が臨
時に陸軍総裁兼任で就任。のち老中が海軍を管轄。
 徳川慶喜の軍制改革により復活し、1866(慶応 2)正規の役職
として老中格の稲葉正巳が就任して常置となる。
 1868年、稲葉の後を継ぎ旗本で軍艦奉行並の矢田堀鴻が総裁
に、軍艦頭並の榎本武揚(エノモト・タケアキ)が副総裁に就任。
かいぐんでんしゅうしょ《かいぐんでんしふしよ》 【海軍伝習所】
○[歴]江戸末期、幕府が海軍教育のために設けた機関。
 1855(安政 2)長崎に開設。オランダ海軍士官ペルス・ライケ
ン(Pels Rijcken)の指導の下、オランダから贈られた軍艦スー
ムビング号(観光丸)を用いて近代的な教育を受けさせた。
 旗本・御家人・諸藩士から選抜し、勝海舟・榎本武揚らが学
んだ。
 1857(安政 4)カッテンディーケ(Willem Huyssen van Katten-
dijke)がヤーパン号(咸臨丸)で来日して教授。
 1859(安政 6. 2.)閉鎖。
 その後、海軍知識の必要性から、1866(慶応 2)横浜に設置。
フランス式の教育を行ったが、翌1867(慶応 3.11.)江戸築地の
海軍所(軍艦操練所)に吸収。
 参照⇒かいぐんへいがっこう(海軍兵学校)
◎明治政府の海軍創設の基礎となった。
かいぐんとくべつりくせんたい 【海軍特別陸戦隊】
○[軍]旧日本海軍が地上戦闘の目的で常時編成した陸戦隊。
 上海特別陸戦隊や、第二次世界大戦における南洋諸島の作戦
などで活躍した。
 他国の海兵隊に相当する。
 参照⇒かいぐんりくせんたい(海軍陸戦隊),かいへいたい(海
兵隊)
かいぐんないふ 【海軍ナイフ】
○⇒じゃっくないふ(ジャックナイフ)(1)
かいぐんぶぎょう《かいぐんぶぎやう》 【海軍奉行】
○[歴]江戸幕末、幕府の洋式海軍を建設・統括するために設け
られた職名。
 席次は陸軍奉行より上位で、1859(安政 6)設置の軍艦奉行の
上司。場所高5千石。
 軍艦の購入・訓練などを扱った。
◎1865年、新設。下野国黒羽藩主大関増裕が初代奉行に就任。
のち若年寄の兼任となる。
 1866(慶応 2)海軍総裁が設置されその直属となる。
 1868年、廃止。
かいぐんへいがっこう《かいぐんへいがくかう》 【海軍兵学校】
○[軍]海軍の士官を養成する教育機関。
 略称は「海兵」。
 参照⇒りくぐんしかんがっこう(陸軍士官学校)
◎日本海軍の兵学校は1869(明治 2)東京築地に設立された海軍
操練所に始まり、翌1870(明治 3)海軍兵学寮、1876(明治 9)海
軍兵学校と改称。
 1888(明治21)広島県江田島(エタジマ)に移り、江田島は海軍兵
学校の代名詞となる。終戦により1945(昭和20)廃校。
〈歴代校長〉
 草鹿任一:〜1942.10.(昭和17)。
 井上成美(シゲヨシ)。
◎アメリカ合衆国はアナポリス(Annapolis)、イギリスはダー
トマス(Dartmouth)にある。
かいぐんほへい 【海軍歩兵】
◇[露]morskaya pekhota
○[軍]旧ソ連軍の海兵隊。
 北方艦隊・バルチック艦隊・黒海艦隊に各1個旅団、太平洋
艦隊に師団が配備されていた。
 総兵力1万5,000名。
 参照⇒かいへいたい(海兵隊)
かいぐんりくせんたい 【海軍陸戦隊】
○[軍]旧日本海軍が臨時に地上戦闘のため軍艦から編成・派遣
する部隊。
 戦時・事変に際し必要に応じて、居留民の保護・陸軍の上陸
掩護(エンゴ)・局地の一時占領・海陸交通保護などを任務とし、
軍艦の乗員で編成された。このため小口径の銃砲による軽装備
の部隊であった。
 このほかに他国の海兵隊に相当する「海軍特別陸戦隊」と呼ば
れる常時編成の部隊もあった。
 参照⇒かいぐんとくべつりくせんたい(海軍特別陸戦隊),か
いへいたい(海兵隊)
かいけいのちち《くわいけいのちち》 【会計の父】
◇[英]the Father of Accounting
○[人]⇒ぱちょーり(パチョーリ)
かいけん 【開県】
◇[中]Kai Xian
○中国南西部、中央直轄市重慶市(Chongqing Shi)(ジュウケイシ)の
北東約340キロメートルにある県。西部を四川省(Sichuan
Sheng)(シセンショウ)に隣接。
 国有企業の中国天然ガス集団が所有する大型天然ガス田があ
る。
◎2003.12.23(平成15)天然ガス田から有毒ガスが噴出し、191
人が死亡。死者は、27日現在で198人、28日現在で233人、1月
4日現在で243人。
かいけん《かひけん》 【甲斐犬】
○[哺]中型の日本犬。黒と茶褐色の虎毛(トラゲ)で、四肢が強く、
耳がピンと立っている。山梨県の山岳地帯で狩猟用に飼育され
ていた。
 山梨県中巨摩郡(ナカコマグン)芦安村(アシヤスムラ)が発祥の地とされ、
1934(昭和 9)国の天然記念物に指定。
 参照⇒しばいぬ(シバイヌ,柴犬)
かいけん《くわいけん》 【懐剣】
○(1)常に携帯する護身用の小さな刀。
 「守り刀」,「ふところがたな(懐刀)」とも呼ぶ。
○(2)[文]⇒はらみく(孕み句,孕句)(1)
かいげん 【開元】
◇[中]Kaiyuan
○[暦]中国、唐の玄宗朝の年号。
  713<先天 2,開元元>〜 741<開元29>。
-------
【改元】
○元号を改めること。
 「改号」とも呼ぶ。
◎陰陽道では三革(サンカク)の年に変事が多いとされ、日本では古
く、それを避けるため改元を行っていた。
 参考⇒さんかく(三革)(3),さんごう(三合)(1)
◎類語:⇒けんげん(建元)
かいげんたいえんれき 【開元大衍暦】
◇[中]Kaiyuan Dayan yan
○[歴]⇒たいえんれき(大衍暦)
かいげんどうぞう《かいげんだうざう》 【開元道蔵】
◇[中]Kaiyuan Daozang
○[宗]中国唐代に編纂された、道教最古の全集。
 参照⇒どうぞう(道蔵)
かいこ 【海虎】
◇[中]Haihu
○[軍]⇒はいふー(ハイフー,海虎)
かいこう 【海口】
◇[中]Haikou
○(1)⇒かいこうし(海口市)
○(2)[軍]中国海軍の蘭州型ミサイル駆逐艦。
 南洋艦隊に配属。
◎2005(平成17)就役。
-------
【かいこう】
○[海]海洋科学技術センターの1万メートル級深海無人探査機。
 製作費は全体で約46億円。子機ビークルは重さ5.4トン。
 参照⇒しんかいむじんたんさき(深海無人探査機)
◎2003. 5.29(平成15)子機、室戸岬沖約139キロメートルの太
平洋で親機とのケーブルが切れ、台風4号の影響で漂流し行方
不明。
 2003. 7.22(平成15)海洋科学技術センター、行方不明になっ
た子機とのケーブルが水圧による材質劣化により破断と発表。
 2003.12.(平成15)探査機ユーロブ7K(1999年本格運航)を子
機に改造すると決定。
かいこう《くわいかふ》 【魁蛤】
○[貝]おおはまぐり(大蛤)。
かいこうし 【海口市】
◇[中]Haikou Shi
○中国南部、海南省(Hainan Sheng)の海南島(Hainan Dao)にあ
る省都。商業都市。
〈人口〉
 1982(昭和57)26万3,000人。
◎1988(昭和63)海南省が設置され、省都となる。
3226件中61~80番目の20件表示
Previous Page   Next Page
データ見出し数 83347


鍋田辞書Pの使い方

私立PDD図書館/百科辞書 オリジナルサイト

鍋田辞書P(NabetaJisho P) Ver 1.3 (C) 2010-2014
大場正輝(Masaki Oba) All Rights Reserved.
鍋田辞書
オンライン鍋田辞書
かいぐんこうた 私立PDD図書館/百科辞書訳 - 鍋田辞書P 私立PDD図書館/百科辞書