単語 |
訳語 |
ごおんじょうく《ごおんじやうく》 |
【五陰盛苦】 ○[仏]八苦の一つで、心身が盛んであることにより起こる苦し み。 「五陰」は「五蘊(ゴウン)」とも呼び、人間の肉体と精神の活動全 てを指す。 参照⇒はっく(八苦),ごうん(五蘊) |
ごか |
【五霞】 ◇[日]Goka ○⇒ごかまち(五霞町) ------- 【五箇】 ◇[日]Goka ○(1)⇒ごかやま(五箇山) ○(2)[古]⇒ごかむら(五箇村) |
ごかい |
【五戒】 ○[仏]在家(ザイケ)の仏教徒が守るべき五つの戒め。不殺生(フセッ ショウ)・不偸盗(フチュウトウ)・不邪淫(フジャイン)・不妄語(フモウゴ)・不 飲酒(フオンジュ)の総称。 「優婆塞(ウバソク)戒」とも呼ぶ。 参照⇒はっさいかい(八斎戒),じっかい(十戒),しちかい(七 戒) |
ごかいどう《ごかいだう》 |
【五街道】 ◇[日]Go Kaido ○[歴][交]江戸幕府開府の翌年、1604(慶長 9)に制定された江 戸日本橋を起点とする五つの主要な陸上交通路。 東海道・中山道(ナカセンドウ)・日光街道・奥州街道・甲州街道 の総称。 幕府はこれらの街道を直轄し、1659(万治 2)道中奉行を置い て、道路の改修・整備などを行わせた。 付随する街道として美濃路・日光御成道・例幣使道などがあっ た。 参勤交代もその発展に寄与した。 参考⇒しちどう(七道),ときわばし(常盤橋),さんきんこうた い(参勤交代,参覲交代) ◎中山道は慣例的に「中仙道」とも書く。 |
ごかがい《ごくわがい》 |
【五花街】 ○[歴]⇒きょうとごかがい(京都五花街) |
ごかこくじょうやく《ごかこくでうやく》 |
【五ヶ国条約】 ○[歴]⇒あんせいのかりじょうやく(安政の仮条約) |
ごかし |
【ごかし】 【転し】 【倒し】 ○[接尾辞](体言・動詞の連用形について)そのようなふりをし て、またはそのことにかこつけて、自分の利益をはかること、 を表す語形要素。 「こかし」とも呼ぶ。 ◎お為ごかし:⇒おためごかし(お為ごかし,お為倒し,御為倒 し) 親切ごかし:⇒しんせつごかし(親切ごかし,親切転し,親切 倒し) 上手ごかし:⇒じょうずごかし(上手ごかし,上手倒し,上手 倒かし) しらごかし:⇒しらごかし(しらごかし,白倒し,白倒かし) 山こかし:⇒やまこかし(山こかし,山転し,山倒し) 寝こかし:⇒ねこかし(寝こかし,寝転し,寝転かし) 粋倒し,情けごかし,尤(モット)もごかし,かわゆごかし,賢人倒 し,賢女倒し,工面ごかし,筒転し ◎動詞「こかす(転す,転かす,倒す,倒かす)」の連用形から。 |
ごかしょうちょう《ごかしやうちゆう》 |
【五個荘町】 ◇[日]Gokasho Cho ○[古]滋賀県中東部、神崎郡(カンザキグン)にあった町。 ◎2005. 2.11(平成17)八日市市(ヨウカイチシ)、神崎郡の永源寺町(エ イゲンジチョウ)・五個荘町、愛知郡(エチグン)の愛東町(アイトウチョウ)・湖 東町(コトウチョウ)の1市4町が合併して東近江市(ヒガシオウミシ)を発足。 |
ごかせちょう《ごかせちやう》 |
【五ヶ瀬町】 ◇[日]Gokase Cho ○宮崎県北西部、西臼杵郡(ニシウスキグン)の町。 向坂山(ムコウサカヤマ)(1,684メートル)の北北東山麓(サンロク)に日本 最南端の天然スキー場の五ヶ瀬ハイランドスキー場がある。 〈面積〉 171.77平方キロメートル。 〈人口〉 1995(平成 7)5,265人。 ◎1956(昭和31)鞍岡(クラオカ)村と三ヶ所(サンカショ)村が合併して町 制施行。 |
ごかちほう《ごかちはう》 |
【五河地方】 ○⇒ぱんじゃぶ(パンジャブ) ◎両河地方:⇒めそぽたみあ(メソポタミア) |
ごかのしょう《ごかのしやう》 |
【五家荘】 【五箇荘】 ○熊本県中東部、球麿川(クマガワ)支流の川辺川上流の山間深く に散在する五つの孤立した集落。 八代市泉町(イズミマチ)の、仁田尾(ニタオ)・葉木(ハギ)・樅木(モミキ) ・久連子(クレコ)・椎原(シイバル)の旧村。 平家落人(オチウド)伝説があり、ここの郷士たちは平家の残党 の子孫といわれている。 ◎旧住所は八代郡(ヤツシログン)泉村(イズミムラ)。 |
ごかほう |
【五家宝】 ○[食]⇒ごかぼう(五家宝,五箇棒,五荷棒) |
ごかぼう |
【五家宝】 【五箇棒】 【五荷棒】 ○[食]駄菓子の一種。モチ米を蒸し、水飴などで固めて棒形に し、青キナコなどをまぶしたもの。黄色いキナコをまぶしたも のもある。 埼玉県熊谷市(クマガヤシ)の名産として知られる。 「ごかほう(五家宝)」とも呼ぶ。 ◎享保(1716〜1736)年間、上野国五箇村(現:群馬県邑楽郡<オウラ グン>板倉町<イタクラマチ>)の人が初めて作ったとされる。 |
ごかまち |
【五霞町】 ◇[日]Goka Machi ○茨城県南西部、猿島郡(サシマグン)の町。県内唯一の利根川南岸 の町で、茨城県内の他の市町村とは陸続きになっていない。南 部・西部を埼玉県に隣接。 〈面積〉 23.09平方キロメートル。 〈人口〉 1995(平成 7)1万0,312人。 2000(平成12)1万0,218人。 ◎1996. 6. 1(平成 8)五霞村が町制施行して五霞町となる。 |
ごかむら |
【五箇村】 ◇[日]Goka Mura ○[古]島根県隠岐郡(オキグン)にあった村。 ◎2004.10. 1(平成16)西郷町(サイゴウチョウ)・布施村(フセムラ)・五箇 村・都万村(ツマムラ)が合併して隠岐の島町(オキノシマチョウ)を発足。 |
ごかやま |
【五箇山】 ◇[日]Goka Yama ○富山県南西端の東礪波郡(ヒガシトナミグン)、岐阜県との境にある 山間の地域。 庄川(ショウガワ)上流域、本流・支流の五つの谷からなる山村地 区。 平家の落人(オチウト)伝説があり、合掌造(ガッショウヅク)りの民家 で知られ、観光地となっている。 南部は同じ庄川流域の白川郷(シラカワゴウ)に接する。 参照⇒しらかわごう(白川郷,白河郷) 〈谷〉 <1>赤尾谷:上平村(カミタイラムラ)。 <2>上梨谷(カミナシタニ):平村(タイラムラ)。 <3>下梨谷(シモナシタニ):平村。 <4>小谷(オタン):城端町(ジョウハナマチ)。 <5>利賀(トガ):利賀村(トガムラ)。 ◎江戸時代には加賀藩の保護を受けて火薬を製造していた。 |
ごかんえき |
【後閑駅】 ○[交]群馬県利根郡(トネグン)みなかみ町(マチ)にある、利根川沿 いのJR上越線の駅。 沼田駅(沼田市)と上牧(カミモク)駅の間。 ◎旧住所は月夜野町(ツキヨノマチ)。 |
ごかんおう《ごくわんわう》 |
【伍官王】 【五官王】 ○[仏]十王の第四。 ⇒じゅうおう(十王) |
ごがく |
【五岳】 ◇[中]Wu Yue/Wuyue ○[地]中国で古来、漢民族に崇拝された五つの霊山。 戦国時代、五行思想の影響により生じたもの。 <1>東岳(Dongyue):泰山(Taishan)(タイザン)(山東省泰安県<タイ アンケン>)。 <2>南岳(Nanyue):衡山(Hengsha)(コウザン)(湖南省東部)。 <3>西岳(Xiyue):華山(Huashan)(カザン)(陝西省<センセイショウ>華 陰県<カインケン>)。 <4>北岳(Beiyue):恒山(Hengshan)(コウザン)(山西省北東部)。 <5>中岳(Zhongyue)(チュウガク):嵩山(Songshan)(スウザン)(河南 省登封市<トウホウシ>)。 「五山(Wu Shan)」とも呼ぶ。 参照⇒たいざん(泰山,岱山,太山),こうざん(衡山),かざん (華山),すうざん(嵩山),こうざん(恒山)(1) ◎他説もある。 |
ごがつささげ《ごぐわつささげ》 |
【五月ササゲ】 ○[植]⇒いんげんまめ(インゲンマメ,隠元豆,菜豆)(1) ◎「ささげ」は「(「豆」偏+「工」)豆」と書く。 |
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