びきにかんしょう《びきにくわんせう》 【ビキニ環礁】 ◇[英]Bikini Atolls ○[地]太平洋中部、南洋群島マーシャル諸島(Marshall Islands) 北部、ラリック諸島(the Ralik Chain)に位置する低平な環礁。 アメリカ合衆国の信託統治領。 東南約200キロメートルにはロンゲラップ環礁(Rongelap at- oll)、西方約450キロメートルにはエニウェトク環礁(Eniwetok atoll)がある。 旧称は「エシュホルツ環礁(Eschholtz Atolls)」。 参照⇒まーしゃるしょとう(マーシャル諸島) 〈面積〉 5,200平方キロメートル。 ◎ビキニ・デー(原水爆禁止運動の日):⇒びきにでー(ビキニ ・デー) ◎1946. 7. 5(昭和21)アメリカ合衆国の原水爆実験場となる。 1954. 3. 1(昭和29)水爆実験ブラボー(Bravo)で日本の漁船 第5福竜丸が核実験の死の灰を浴びる被害を受ける。 1954. 3.27(昭和29)水爆実験メロオ(Romeo)、実施。日本の 多数のマグロ漁船が被爆。 1968(昭和43)アメリカ合衆国の安全宣言で一部島民が帰島。 1978(昭和53)アメリカ合衆国、安全宣言を取り消し。 2010. 8. 1(平成22)世界文化遺産に登録。 |