はいばん 【胚盤】 ○(1)[動]魚類・頭足類(トウソクルイ)・爬虫類(ハチュウルイ)・鳥類(チョウル イ)などの端黄卵(タンオウラン)で、原形質が多く卵黄の少ない部分。 将来は分割して胚(ハイ)形成のもととなる動物極(ドウブツキョク) 付近で、卵の一端に小円盤状を成している。 俗称は「卵(タマゴ)の眼(メ)」。 参照⇒たいが(胎芽)(1) ○(2)[植]イネ目(Poales)イネ科(Poaceae)植物にみられる、特 有な胚の一部域。 発芽の際に胚乳から貯蔵物質(養分)を吸収する組織。 ○(3)[虫]昆虫の原基。 |