ぐしょうしん《ぐしやうしん》 【倶生神】 ○[仏]インド神話から受け継がれた神。 人の出生のときから男女2神が左右の両肩に乗り、右肩の同 生天(ドウショウテン)(女神)が悪行を記録し、左肩の同名天(ドウミョウテ ン)(男神)が善行を記録し、死んだときに閻魔王(エンマオウ)に報告 するという。 また、同生天は身の危険から護り、同名天は生活を護るとも いう。 また、閻魔王の許(モト)にいる1神で、死者の行状(ギョウジョウ) を記録する神(司録)ともいう。 「ぐしょうじん(倶生神)」とも呼ぶ。 参照⇒えんまらじゃ(閻魔羅闍),だつえば(奪衣婆,脱衣婆) |