おうえいのがいこう《おうえいのぐわいこう》 【応永の外寇】 ○[歴]室町中期、李氏朝鮮が対馬(ツシマ)に来襲した事件。 1392(<南>元中 9,<北>明徳 3)建国以来、倭寇(ワコウ)に悩まさ れていた朝鮮は対馬を倭寇の本拠地と目(モク)し、1419(応永26) 太宗(第3代)の軍勢、兵船227・1万7,000人の大軍で襲撃。対 馬守護宗貞盛(ソウ・サダモリ)の防戦にあい、まもなく撤退した。 のち、使者の相互派遣によって誤解が解け、1423(応永30)修 好を回復。日朝貿易も宗氏の統制のもとに復活した。 参照⇒わこう(倭寇,和寇) ◎2005. 3.18(平成17)韓国の馬山(マサン)市議会、島根県議会 の竹島の日に対抗して、対馬遠征のため馬山港を出発した6月 19日を「対馬島の日」に制定。 |