単語 |
訳語 |
す |
【ス】 ◇[トルコ語]su ○(トルコ語で)水。 ⇒みず(水) |
すあがり |
【素上り】 ○遊郭で引手茶屋(ヒキテヂャヤ)を通さず直接妓楼(遊女屋)に揚(ア) がること。 江戸吉原では中見世(チュウミセ)以下でのみ可能であった。 |
すあし |
【素足】 ○(1)足に何も履(ハ)いていないこと。また、肌をむき出しにし た足。 ○(2)特に、靴下・足袋(タビ)を履いていないこと。また、その 足。 ○(3)靴・下駄(ゲタ)・草履(ゾウリ)・スリッパなどを履いていな いこと。 参照⇒はだし(裸足,跣,跣足)(1) |
すあま |
【素甘】 ○(1)[食]和菓子の名。上新粉(ジョウシンコ)に白砂糖を混ぜ、蒸(ム) して搗(ツ)き、「すはま」状に製した餅菓子(モチガシ)。 参照⇒すはま(州浜,洲浜)(5),つるのこもち(鶴の子餅) ○(2)[食]⇒すはま(州浜,洲浜)(5) ◎「すはま(洲浜)」の転化。 ------- 【州浜】 【洲浜】 ○[食]⇒すはま(州浜,洲浜)(5) |
すいうんく |
【翠雲区】 【翠云区】 ◇[中]Cuiyun Qu ○[古]中国南西部の雲南省(Yunnan Sheng)(ウンナンショウ)プーアル 市(普耳市)の思茅区(Simao Qu)の旧称。 ⇒しぼうく(思茅区) |
すいえし《すいゑし》 |
【膵壊死】 ○[病]⇒すいぞうえし(膵臓壊死,スイ臓壊死) |
すいえん |
【垂涎】 ○⇒すいぜん(垂涎) ◎「すいぜん(垂涎)」の慣用読み。 |
すいえん《すいゑん》 |
【綏遠】 ◇[中]Suiyuan ○(1)[歴]⇒すいえんしょう(綏遠省) ○(2)[古]⇒ふふほと(フフホト,呼和浩特) |
すいえんしょう《すいゑんしやう》 |
【綏遠省】 ◇[中]Suiyuan Sheng ○[歴]中国北部にあった、北部を黄河の湾曲部に、南部を万里 の長城に囲まれたオルドス地方の旧省名。東部をチャハル省 (察哈爾省)に接する。 省都はフフホト(呼和浩特)。 現在の内モンゴル自治区の中南西部。 参照⇒ふふほと(フフホト,呼和浩特),おるどす(オルドス,鄂 爾多斯)(1) ◎1954. 3.(昭和29)内モンゴル自治区に併合。 ◎綏遠事件:⇒すいえんじけん(綏遠事件) |
すいえんじけん《すいゑんじけん》 |
【綏遠事件】 ○[歴]1936.11.14(昭和11)内モンゴル独立指導者の徳王(De Wang)(トクオウ)が日本の関東軍の援助を受けて綏遠省に侵入し、 綏遠省主席の傅作儀(Fu Zuoyi)(フ・サクギ)が率いる中国軍に撃退 された事件。 徳王は関東軍参謀総長東条英機の指導を受け、蒙古軍総司令 部を組織し、五月に挙兵して百霊廟鎮(Bailingmiao Zhen)に進 出。11.14綏遠に攻撃を開始し、11.18壊滅的な打撃を受け、11. 23拠点の百霊廟鎮が陥落して敗走。 これが中国全土に伝えられて、中国の抗日運動を高める結果 となった。 関東軍の華北(北支)分離工作の一つ。また、ソ連の影響で赤 化することを遮断する目的もあった。山内豊紀(ヤマウチ・トヨノリ)を 顧問とし、直接の指揮は田中隆吉参謀(中佐)が当たった。 12. 3田中参謀は百霊廟の奪還を企図したが、12. 9逆に日本 人機関員19人が虐殺された。 ◎1937. 7. 7(昭和12)盧溝橋事件で日中戦争が開始された後の 1937.10.27(昭和12)徳王は蒙古聯盟自治政府を樹立宣言。 ◎徳王のモンゴル語名は"Demchugdongrub(デムチュクドンロブ)"。 ◎百霊廟鎮:内蒙古自治区包頭市(Baotou Shi)達爾罕茂明安聯 合旗(Da'erhan Maoming'an Lianheqi)の行政所在地。 |
すいか |
【スイカ】 【Suica】 ◇[英]Super Urban Intelligent CArd ○[交]JR東日本の非接触式ICカード。 定期券とプリペイドカードの2種類があり、改札機に触れる だけで通過できる。 私鉄系共通ICカードのパスモ(PASMO)と相互利用が可 能。 参照⇒いこか(イコカ,ICOCA),いおかーど(イオカード), といか(トイカ,TOICA),ぱすも(パスモ,PASMO) ◎2001.11.18(平成13)東京近郊424駅で運用開始。 2002. 4.21(平成14)東京モノレール(9駅)にも導入。JRは 461駅。 2003. 6.(平成15)クレジットカード機能の組み込み予定。 2003(平成15)秋、仙台圏の65駅でサービス開始。 2004. 3.22(平成16)電子マネー機能が付き、カードで買い物 ができるようになる。 2004. 8. 1(平成16)JR西日本のICOCAと共通化。 2006. 1.28(平成18)携帯電話を使用するモバイルSuica、 サービス開始。 ------- 【誰何】 ◇[英]challenge ○「誰だ」,「誰か」,「何者だ」と声をかけて名を問いただすこと。 怪(アヤ)しんで呼びとがめること。 ◎番人が誰何する。 ◎フランス語:キバラ(qui va la)/キビーブ(qui vive)。 |
すいかいしょうたい《すいかいせうたい》 |
【水解小体】 ◇[英]lysosome、[独]Lysosom ○[生化]⇒りそそーむ(リソソーム) |
すいかぶつ《すいくわぶつ》 |
【水化物】 ◇[英]hydrate ○[化]⇒すいわぶつ(水和物) |
すいかん |
【水干】 ○[服]平安中期から鎌倉時代に着用された狩衣(カリギヌ)の一種。 多くは白の布・絹・綾の類を用い、丸組の緒で前は襟(エリ)の 上部を、後ろは中央を結び合わせ、菊綴(キクトジ)を胸に一ヶ所、 背面・右左の袖の縫目に四ヶ所、いづれも二つづつ付けるのが 特色。袴(ハカマ)は直垂(ヒタタレ)の袴に似ていて、「水干袴」とも呼ば れる。 平安末期から無位の官人の常用服、庶民の晴れ着となる。 中世に武家の礼装となる(常服は素袍<スオウ>)。 参照⇒すおう(素襖) ◎「糊を使わず水張りにして干(ホ)した絹」という意味。 |
すいかんばかま |
【水干袴】 ○[服]水干を着るときに穿(ハ)く袴。 参照⇒すいかん(水干) |
すいがい |
【透垣】 ○[建]板や竹で間をすかせて作った垣。 「すいがき(透垣)」とも呼ぶ。 ◎「すきがき(透垣)」の音便。 |
すいがき |
【透垣】 ○[建]⇒すいがい(透垣) ◎「すきがき」の音便。 |
すいがつかんのん《すいぐわつくわんおん》 |
【水月観音】 ○[仏]三十三観音の一つ。 官位・財宝・旅行中の安穏に霊験があるとされる。 形像は一定しないが、水辺の岩に座し、手に楊柳と瓶を持ち、 水に映った月影を見る姿に作られる。 一般には「すいげつかんのん(水月観音)」と呼ばれている。 参照⇒ゆげざ(遊戯坐) |
すいがん |
【燧岩】 ◇[英]chert ○[鉱]⇒[2]ちゃーと(チャート) ------- 【水眼】 ○[病]⇒ぎゅうがんしょう(牛眼症) |
すいき |
【水旗】 ◇[中]shuiqi ○[劇]中国の京劇(キョウゲキ)で使用される小道具。 布製の四角い白旗に波模様が描かれ、波または水中を表すも の。 |
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