やきはた 【焼き畑】 【焼畑】 ○(1)[農]原始的な農耕法の一種。 草地・林地などを焼き払い、残った灰(ハイ)を肥料にして作物 を育てるもの。 主にソバ(蕎麦)・ダイズ(大豆)・ヒエ(稗)・アワ(粟)などを 栽培する。 数度収穫すると地力が衰えるので、数年から十数年放置して 自然回復を待ち、再び焼き払って耕作地とする。 生産性は非常に低い。 「やきばた」,「焼畑農業」,「きりかえばた(切り替え畑,切替え 畑,切替畑)」,「きりはた(切り畑,切畑)」,「やいばた(焼畑)」,「焼 蒔(ヤキマキ)」,「叢焼(ヤブヤキ)」,「山薙(ヤマナギ)」,「薙野(ナギノ)」とも呼 ぶ。 朝鮮北部で行われたものは「火田(カデン)」と呼ぶ。 参照⇒きりかえばた(切り替え畑,切替え畑,切替畑)(1) ○(2)[農]その畑・耕作地。 |