やきだまえんじん 【焼玉エンジン】 【焼き玉エンジン】 ◇[英]hot-bulb engine ○[古][機]簡単なエンジン(内燃機関)の一種。 シリンダーの圧縮室の一部の焼玉と呼ぶ点火用の球形部を赤 熱し、これに軽油の混合ガスを噴射して引火・爆発させ、ピス トンを動かすもの。 安価な軽油を燃料とし、操作が簡単で、漁船や・渡船小型貨 物船で使用されたが、エネルギー効率のよい小型のディーゼル ・エンジンが普及して昭和中期には廃れた。 「焼玉機関」,「セミディーゼル・エンジン(semidiesel engine)」, 「セミディーゼル機関」とも呼ぶ。 参照⇒ぽんぽんじょうき(ポンポン蒸気,ぽんぽん蒸気)(1) |