げき 【戟】 ◇[中]ji ○[歴]古代中国の武器の一種。 戈(ge)(カ)と矛(mao)(ホコ)を組み合せたもので、突くことと引っ 掛けることができる。 主に青銅製で、漢代には鉄製となる。 「ほこやり(矛槍)」とも呼ぶ。 ◎西洋:参照⇒はるばーど(ハルバード) 三叉戟(sancha ji):⇒とらいでんと(トライデント) ------- 【外記】 ○(1)[古]太政官(ダジョウカン)の職名。小納言に属する朝廷の書 記。詔勅(ショウチョク)・上奏文の起草や文典の記録、その他の公事 (クジ)(公務)の執行を担当。 大外記と小外記とがあり、それぞれの定員は2名。 平安以後、外記局は左・右弁官局と並んで三局の一つとなり、 大外記は清原・中原両家が世襲した。 「しるすつかさ」とも呼ぶ。 ⇔ないき(内記) ○(2)禅宗の僧職。 文案をつかさどる役。 |