★あしび 【馬酔木】 ○(1)[歴][文]伊藤左千夫らが発刊した短歌雑誌。 ◎1903(明治36)創刊。 1908(明治41)廃刊。 ○(2)[歴][文]水原秋桜子(シュウオウシ)が主宰した俳句雑誌。 ◎1928(昭和 3)「破魔弓(ハマユミ)」を改題。 ○(3)東京都新宿区神楽坂四丁目にある喫茶店(スナック)。 ------- 【アシビ】 【馬酔木】 ◇[学]Pieris japonica ○[植]ツツジ目(Ericales)ツツジ科(Ericaceae)アセビ属(Pier- is)の常緑低木。 葉は神経毒アセボトキシン(asebotoxin)、アセボチン(asebo- tin)、アセボクエルシトリン(aseboquercitrin)、アセボプル プリン(asebopurpurine)などを含み、作物の殺虫剤として、ま た牛馬の皮膚の寄生虫の駆除として用いられた。 「あせび(馬酔木)」,「ばすいぼく(馬酔木)」とも呼ぶ。 ◎語源は、馬がこの葉を食べると、酔って足がなえるところか ら。 |