さいしょうき 【崔承喜】 ◇[朝]Choi Seung-hee(チェ・スンヒ) ○[人]朝鮮の女性舞踏家(1911〜1969. 8. 8)。日本統治下のソ ウル生れ。夫はマネージャー安漠、娘は舞踏家安聖姫。 朝鮮民族の伝統舞踊とモダンダンスを融合させた舞踊を創作 し、世界的にも高い評価を得る。 朝鮮公演に来ていた前衛舞踏家の石井漠に弟子入りを希望し、 1926(大正15)日本に渡ってデビュー。 朝鮮の名前を名乗ってスターとなり、東劇・帝劇・歌舞伎座 などに出演。欧米でも公演。 第二次世界大戦後、ソウルに戻るが親日派として糾弾され、 夫・娘とともに北朝鮮に渡る。北京やモスクワでも公演するが、 夫の失脚が伝えられた後、1967(昭和42)から消息不明。 参照⇒そうしかいめい(創氏改名) |