ひいらぎなんてん《ひひらぎなんてん》 【ヒイラギナンテン】 【柊南天】 ◇[学]Mahonia japonica ○[植]キンポウゲ目(Ranunculales)メギ科(Berberidaceae)ヒ イラギナンテン属(Mahonia)の常緑低木。中国・台湾原産。 高さ約1メートルで、幹は直立する。葉は枝先に数枚が傘状 に開出し、革質で光沢があり、奇数羽状複葉で11〜17個の小葉 からなり、形がヒイラギ(柊)の葉に似て葉縁にとげ状の鋸歯(キョ シ)がある。 早春、葉の間から黄白色の小さな六弁花を総状に出し下垂す る。果実は球形で白粉をかぶり紫黒色に熟す。 日本へは江戸時代に渡来し、庭木や切花用に栽植する。 「トウナンテン(唐南天)」とも呼ぶ。漢名は「十大功労」。 |