いいざかおんせん《いひざかをんせん》 【飯坂温泉】 ○福島県福島市の北部、飯坂にある温泉。阿武隈川(アブクマガワ) の支流摺上川(スリカミガワ)中流の右岸。 江戸時代には「鯖湖(サバコ)の湯」と呼ばれ、飯盛女(メシモリオンナ) を置く旅籠屋(ハタゴヤ)も置かれ、秋保(アキウ)・鳴子とともに奥州 三名湯の一つに数えられた。 今は左岸の湯野温泉も含める。 泉質は芒硝泉(ボウショウセン)または単純泉で、37〜72℃。効能は 神経痛・リウマチ・外傷など。 ◎1689(元禄 2)松尾芭蕉(バショウ)が宿泊。 |