単語 |
訳語 |
よう《えふ》 |
【葉】 ○(1)[植]植物の葉(ハ)・葉っぱ。 ◎枝葉(シヨウ),紅葉(コウヨウ),黄葉(コウヨウ),落葉(ラクヨウ),子葉(シヨウ), 葉脈(ヨウミャク),葉緑素(ヨウリョクソ),広葉樹(コウヨウジュ),針葉樹(シンヨウジュ) ○(2)[医]([英]lobe)(組織や臓器で)木の葉の先や縁のように、 とがって角(カド)をなしている部分。 ◎胚葉(ハイヨウ),肺葉(ハイヨウ),脳葉,肝葉 ○(3)(葉・紙など)薄く平たいもの。 ◎百葉箱 ○(4)[助数詞]葉・紙など、薄く平たいものを数える言葉。 ◎一葉の写真 ◎中国語の「葉(ye)」では「ページ([英]page)」の意味にも用いら れ、「頁([中]ye)」も用いるのは中国語の音が同じ事から。 ○(5)[助数詞]小舟を数える言葉。 ○(6)時代・世を大きく分けた区切り。 ◎二十世紀前葉(ゼンヨウ),中葉(チュウヨウ),後葉(コウヨウ),末葉(マツヨウ) |
ようあつ《やうあつ》 |
【陽圧】 ◇[英]positive pressure ○[物][医]容器・体内などの内部圧力を外部・外界より高く すること。また、その状態。 ⇔いんあつ(陰圧) ◎陽圧室 持続的気道陽圧法:⇒しーぱっぷ(CPAP) |
ようかい《やうくわい》 |
【洋灰】 ○[建]⇒せめんと(セメント)(2) |
ようかいちし《やうかいちし》 |
【八日市市】 ◇[日]Yokaichi Shi ○[古]滋賀県中東部にあった市。 ◎2005. 2.11(平成17)八日市市、神崎郡(カンザキグン)の永源寺町 (エイゲンジチョウ)・五個荘町(ゴカショウチョウ)、愛知郡(エチグン)の愛東町 (アイトウチョウ)・湖東町(コトウチョウ)の1市4町が合併して東近江市(ヒガ シオウミシ)を発足。 ◎千葉県には八日市場市(ヨウカイチバシ)があった。 |
ようかいちばし《やうかいちばし》 |
【八日市場市】 ◇[日]Yokaichiba Shi ○[古]千葉県北東部、九十九里平野北部の市。 大利根用水を利用した園芸農業が盛ん。 ◎江戸時代、市場町として発展。 2006. 1.23(平成18)匝瑳郡(ソウサグン)野栄町(ノサカマチ)と合併し て匝瑳市を発足。 ◎滋賀県には八日市市(ヨウカイチシ)があった。 |
ようかかり《えうくわかり》 |
【ヨウ化カリ】 【沃化カリ】 ◇[英]potassium iodide ○[化]⇒ようかかりうむ(ヨウ化カリウム,沃化カリウム) |
ようかかりうむ《えうくわかりうむ》 |
【ヨウ化カリウム】 【沃化カリウム】 ◇[英]potassium iodide、[独]Kaliumjodid ○[化]ヨウ素(沃素)とカリウムの化合物。 分子式はKI。比重3.13。融点680℃・沸点1330℃。 無色の結晶で、空気中に長く放置すると分解して着色する。 水によく溶け、アルコールにも溶ける。水溶液にヨウ素を溶 かしたものは「ルゴール液([英]Lugol's solution)」と呼ぶ。 医薬品・分析試薬や他のヨウ素化合物の原料となる。 「ヨウ化カリ(沃化カリ)」,「ヨードカリウム(沃度カリウム)」, 「ヨードカリ(沃度カリ)」,「ようぽつ(沃剥)」,「ようぼつ(沃剥)」 とも呼ぶ。 参照⇒るごーるえき(ルゴール液) |
ようかぎん《えうくわぎん》 |
【ヨウ化銀】 【沃化銀】 ◇[英]silver iodide、[独]Silberjodid ○[化]ヨウ素(沃素)と銀の化合物。 分子式はAgI。 微結晶粉末または針状の黄色結晶。水に難溶性。 感光性があり、光に当たると徐々に分解して銀を遊離して緑 がかった灰黒色に変わる。 感光性を利用して写真乳剤に用いる。また、人工降雨の凝結 核に利用する。 製法は、硝酸銀の水溶液にヨウ化水素またはヨウ化カリウム の溶液を加える。 参照⇒しょうさんぎん(硝酸銀) |
ようかくそう《やうかくさう》 |
【ヨウカクソウ】 【羊角草】 ○[植]⇒ふうちょうそう(フウチョウソウ,風蝶草) |
ようかちょう《やうかちやう》 |
【八鹿町】 ◇[日]Yoka Cho ○[古]兵庫県北部中央、養父郡(ヤブグン)の町。 ◎2004. 4. 1(平成16)養父郡の全4町が合併して養父市を発足。 |
ようが |
【用賀】 ◇[日]Yoga ○(1)東京都世田谷区中南部の地名。 ○(2)[交]⇒ようがえき(用賀駅) |
ようがえき |
【用賀駅】 ○[交]東京都世田谷区用賀にある、東急田園都市線の駅。 桜新町(サクラシンマチ)駅と二子玉川(フタコタマガワ)駅の間。 |
ようがさ《やうがさ》 |
【洋傘】 ○洋式の傘。金属の骨に布を糸でとめた傘。 参照⇒こうもりがさ(こうもり傘,コウモリ傘,蝙蝠傘) ◎雨傘:⇒あんぶれら(アンブレラ) 日傘:⇒ぱらそる(パラソル) |
ようがらし《やうがらし》 |
【洋ガラシ】 【洋芥子】 ◇[英]mustard ○⇒ますたーど(マスタード) |
ようがんりゅう《ようがんりう》 |
【溶岩流】 【熔岩流】 ◇[英]lava flow/stream of lava ○[地]火山噴火の際、火口または地殻の割れ目から流れ出た溶 岩(lava)。また、それが冷却固結したもの。 「クーリー([フ]coulee)」とも呼ぶ。 |
ようき《やうき》 |
【揚棄】 ◇[独]aufheben ○[哲]⇒しよう(止揚) |
ようきひ《やうきひ》 |
【楊貴妃】 ◇[中]Yang Guifei ○[人]中国唐代の玄宗(Xuan Zong)の妃( 719〜 756)。名は玉 環(Yuhuan)。蜀(現:四川省)生れ。 幼く両親に先立たれ、叔父の楊一族に引き取られる。 17歳で玄宗の皇子の寿王瑁(Shouwang Mao)(マイ)の妃となるが、 才色すぐれ歌舞音曲に通じて、妃を失った玄宗の寵愛(チョウアイ) を一身に集め、寿王と離婚させられて女道士(尼)となり、つい で皇后に次ぐ第二夫人の貴妃となる。 またいとこの楊国忠(Yang Guozhong)(ヨウ・コクチュウ)が宰相にな るなど楊氏一族も顕要の地位にのぼり権力をふるった。 のち楊国忠にうとまれた安禄山(An Lushan)(アン・ロクザン)の乱 を逃れて帝とともに蜀(ショク)(四川地方)の成都(セイト)への途上、 皇帝が反乱軍の要求を受け入れて馬嵬坡(Maweipo)(バカイハ)で宦 官(カンガン)高力士(Gao Lishi)(コウ・リキシ)によって縊死(イシ)させら れた。 ◎南方の茘枝(lizi)(レイシ)(ライチー)が好物で、長安の宮中ま で届けさせていた。 参照⇒れいし(レイシ,茘枝)(1) ◎西施(Xishi)(セイシ)・王昭君(Wangzhou Jun)(オウ・ショウクン)・貂蝉 (Diaochan)(チョウセン)とともに「中国四大美女」の一人。 白居易(Bai Juyi)(ハク・キョイ)の長編叙事詩『長恨歌(Changhen Ge)(チョウゴンカ)』をはじめ多くの詩や小説に悲劇として描かれて いる。 参照⇒かいごのはな(解語の花,解語之花) ◎山口県長門市油谷久富(ユヤヒサドミ)に楊貴妃が船で逃れて来た という伝説がある。 |
ようきひかんのん《やうきひくわんおん》 |
【楊貴妃観音】 ○[俗]京都泉涌寺(センニュウジ)の観音菩薩坐像の通称。 参照⇒せんにゅうじ(泉涌寺) |
ようぎょう《えうげふ》 |
【窯業】 ◇[英]ceramics/ceramic industry ○[工]土石(非金属無機材料)を窯炉で高熱加工する、陶磁器・ ガラス・セメントなどの製造業。 参照⇒ようろ(窯炉) |
ようくぎ《やうくぎ》 |
【洋釘】 ○[建]洋式の鉄の丸釘。 太い針金を裁断し、一端を尖らせ、多端(頭)を平たくしたも の。頭近くの軸にある横のギザギザは、頭を作る際に押え付け ていた部分で、釘を打ち付けた後は抜けにくくする働きもする。 和釘に較べて錆(サ)びやすいが、錆びることによって抜けに くく(喰い付きがよく)なる。しかし、長期間になると錆が進行 して脆(モロ)くなる。 「丸釘(マルクギ)」とも呼ぶ。 ⇔わくぎ(和釘) ◎明治初年に伝来し、使用されているほとんどの釘は洋釘になっ ている。 |
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