めいかじゅうにかく《めいくわじふにかく》 【名花十二客】 ○[美]宋の張景修が十二の名花を選び、十二種の客にたとえた もの。南画の画題とされる。 単に「十二客」とも呼ぶ。 ◎< 1>牡丹(ボタン):貴客。 < 2>梅(ウメ):清客。 < 3>菊(キク):寿客。 < 4>瑞香(沈丁花)(ジンチョウゲ):佳客。 < 5>丁香(丁子)(チョウジ):素客。 < 6>蘭(ラン):幽客。 < 7>蓮(ハス):静客。 < 8>トビ(*)(トキンイバラ):雅客。 < 9>桂(カツラ):仙客。 <10>薔薇(バラ):野客。 <11>茉莉(マツリ):遠客。 <12>芍薬(シャクヤク):近客。 (*)「トビ」は「(「酉」偏+「余」)(「酉」偏+「靡」)」と書く。 |